
特 徴
ただの記録では、伝わらないものがある。
だから私たちは、深く聞き、丁寧に撮り、物語として編み上げます。
そこには、インタビューの工夫も、映画のような美しさも、日常をすくい取る感性も。
4つのこだわりが、唯一無二の映像体験をつくり出します。

三層構造インタビュー
“その人の本音と奥深さに迫る”
通常のインタビューでは引き出せない、深層心理まで掘り下げるために「三層構造インタビュー」を意識しています。
表層(事実)→中層(価値観)→深層(無意識)の順に問いかけることで、語り手の中にある“気づいていなかった想い”に自然とたどり着く仕組みです。
五感に訴える日常描写
“ただの記録ではない、“生きている”映像”
仕事や趣味、家族とのやりとり…日常の中にこそ、その人らしさが現れます。
表情、仕草、静かな沈黙の時間さえも丁寧にとらえ、音・空気・肌ざわりまで感じられるような“質感ある時間”を映像に込めます。
・集中の瞬間 仕事や創作活動に没頭する姿
・つながりの瞬間 大切な人との関わり
・内省の瞬間 一人考えを巡らせる静かな時間
・感情の瞬間 喜怒哀楽が表れる瞬間


映画品質の映像美
“まるでスクリーンで観るような、圧倒的な没入感”
被写体の魅力を最大限に引き出すため、24fpsの質感ある映像、自然光を活かした構図設計など、ドキュメンタリーでありながら「美しい」と感じられる映像体験を追求します。
見えない糸を紡ぐストーリーテリング
“気づかなかった人生のつながりが、一本の物語になる”
過去と現在、想いと行動、その背後にある“つながり”=「見えない糸」。
語り手の人生に通底するテーマを探りながら、感動的な構成と視覚モチーフで表現することで、視聴者の心にも深く響くストーリーを描きます。
1.価値観の発掘 被写体の人生に流れる一貫した価値観や信念を発見します
2.視覚的モチーフ 発見した「見えない糸」を視覚的なモチーフとして表現します
3.物語への織り込み モチーフを物語に織り込み、一貫性と独自性を表現します
4.新たな気づき 被写体自身も気づいていなかった「つながり」を発見します

撮影で大切にしていること




『THE STORY』では、あなたの中にある“本当の物語”を丁寧にすくい上げるために、撮影のあり方にもこだわっています。
私たちが心がけているのは、飾らない「あなたらしさ」をそのまま映し出すこと。そのために、こんなことを大切にしています。
コンパクトな撮影スタイル
大がかりな機材に囲まれると、どうしても緊張してしまうもの。
『THE STORY』では、一眼レフカメラ一本など、必要最低限のシンプルな機材で撮影を行います。
できるだけ「撮られていること」を意識せず、自然なあなたを記録するための工夫です。
雑談ベースの対話
「インタビュー」と聞くと、つい構えてしまったり、事前に考えすぎてしまうことも。
私たちは、会話を通じて自然に出てくる言葉や感情を大切にしています。
打ち合わせの延長のような、そんな“雑談ベース”の撮影を心がけています。
自分の開示からはじまる信頼
撮る側であるぼく自身が、どんな人間かを発信することも大切にしています。
「誰に撮られるか」で安心感は大きく変わるから。
事前にコラムやSNSなどを通じて、ぼく自身の考えや価値観もオープンに伝えていきます。
そのままの空間が、実は一番いい
「片付けなきゃ」「整えなきゃ」と思うかもしれませんが、生活感のある空間や飾らない日常の中にこそ、その人らしさが現れます。
どれだけ散らかっていても、ぜんぜん大丈夫です(^^)
私たちは、“撮る”のではなく、“ともに生きる時間を記録する”気持ちでカメラを向けています。
あなたの物語が、誰かの心に届くように。まずはあなたが、あなた自身でいられるように。