写真と映像の違い

思い出は写真に、記録は動画に?

「思い出」には、時系列的な記憶と情緒的な記憶の2種類があるそう。

前者は出来事の順序や内容を客観的に覚えるもので、後者は感情に基づく主観的な記憶。

最近は、スマホで写真や動画を簡単に撮れるため、記録が増えていますが、研究によると、写真を見る方が動画よりも情緒的な記憶を3.1倍思い出しやすいとされている。

写真には、動画に比べて情報量は少ないものの、不足している部分を補おうとする人間の習性が働き、深い感情や思い出を呼び起こす力があるらしい。

記録的映像では感情までは呼び起こせないが、映画のような情緒的な映像コミュニケーションであれば、見る人の様々な解釈や定義付け中で琴線に触れるものが変わってくると思うのです。